2017年11月3日(金)『第2回ペインクリニック・インターベンショナル治療研究会』を東京・NTT東日本関東病院にて開催しました。
【背 景】本研究会は、ペインクリニックのインターベンショナル治療の手技・器材の改良や適応拡大、合併症などに関して、最新の話題を中心として情報交換・討議することで、その診断・診療・教育・研究の発展に寄与することを目的として、当NPO法人理事でもある代表世話人 大瀬戸 清茂 先生(東京医科大学 麻酔科学分野 教授)と事務局長 伊達 久 先生(仙台ペインクリニック 院長)のもと、多くの多岐にわたり活躍されている関連の先生方も世話人として参集いただき、2016年7月に設立される運びとなりました。
第2回は、大会長 安部 洋一郎 先生(NTT東日本関東病院 ペインクリニック科)のもと、特別講演およびシンポジウム、Lecture Session の3部構成にて開催させていただきました。
特別講演では、内木 亮介 先生(日本医科大学多摩永山病院 麻酔科)に『Racカテーテルの実際 腰部を中心として』 と題して、最新の話題を臨床知見とともにご講演いただきました。
続いてシンポジウムでは、『SCSの高頻度刺激・バースト刺激を使用しての実感』をテーマに、座長 安部洋一郎先生と皆さんとともに、中川雅之先生・松田陽一先生・立山真吾先生に講演/討論いただきました。
そして最後のLecture Sessionでは、触覚とエックス線透視(放射線被爆なし)を用いることができるボストンサイエンティフィック脊髄刺激療法シミュレータの事例紹介&デモンストレーションがあり、参加者の先生方の多くがその精度に驚きつつ大いに盛り上がりました。
■以下は会場風景です。
ペインクリニック・インターベンショナル治療に関連する手技・器材の改良や適応拡大・合併症などについて、特別講演や質疑応答などを通じて、最新の話題を中心に情報共有・討議します。
17:50●開会挨拶
【大会長挨拶】安部 洋一郎 先生(NTT東日本関東病院 ペインクリニック科)
18:00●特別講演
【座長】上島 賢哉 先生(NTT東日本関東病院 ペインクリニック科)
『Raczカテーテルの実際 腰部を中心として』
[演 者]内木 亮介 先生(日本医科大学多摩永山病院 麻酔科)
19:00●シンポジウム
【座長】安部 洋一郎 先生(NTT東日本関東病院 ペインクリニック科)
『SCSの高頻度刺激・バースト刺激を使用しての実感』
[演 者]中川 雅之 先生
NTT東日本関東病院 ペインクリニック科
[演 者]松田 陽一 先生
大阪大学大学院医学系研究科 生体防御医学講座 麻酔集中治療医学教室
[演 者]立山 真吾 先生
潤和会記念病院 ペインクリニック科
20:20■Lecture Session
『X線ライブ像による電極挿入の解説』
21:00●閉会挨拶
【代表世話人挨拶】大瀬戸 清茂 先生(東京医科大学 麻酔科学分野 教授)
当研究会事務局宛にメールにてご連絡ください。
日本ペインクリニック・インターベンショナル治療研究会 事務局
事務局長 伊達 久(仙台ペインクリニック)宛
[事務局E-Mail]office[at]jpcit.jp
※[at]を@に変更してお送りください.