このたび、浅学にも関わらず、ペインクリニック・インターベンショナル治療研究会の代表世話人に大瀬戸 清茂、事務局長に伊達 久、副事務局長に五十嵐 孝が就任し、本研究会の運営の一翼を担当させていただくことになりました。誠に光栄なことと有り難く存じおりますと共に、責任の重大なることを痛感いたしております。
痛みの治療には薬物療法、理学療法、心理療法や神経ブロック療法などが行われますが、それらの療法の中で身体にブロック針を刺すなど侵襲が加わる療法を総称し、一般的にインターベンショ ナル痛み治療と呼ばれています。
当研究会は、ランドマークによる各種の神経ブロックや関節内注射より一歩進んだ機器（X線、超音波、CTなど）を用いたガイド下による手技を研究会のテーマとしています。その中には、高周波熱凝固法、パルス高周波法、脊髄刺激療法、エピドラスコピーやスプリングコイルカテーテルによる硬膜外神経形成術・硬膜外神経剥離術、椎間板内治療、椎体形成術、骨穿孔術、くも膜下鎮痛法、硬膜外自家血パッチ、ETS【胸腔鏡下交感神経切除術】などがあげられます。
本研究会は、今後の日本ペインクリニック学会インターベンショナル痛み治療ガイドラインと共にペインクリニックのインターベンショナル治療の発展と痛みを持つ患者さまの人生の質の向上に役立つと考えています。
本趣旨をご理解賜わり、ご賛同いただくことを願って、ご挨拶申し上げる次第です。皆様のご参加を何卒よろしくお願い致します。
