2018年2月16日（金）『第３回ペインクリニック・インターベンショナル治療研究会』を 第47回慢性疼痛学会（会長－森本昌宏先生；近畿大学医学部麻酔科学講座）と大阪同会場にて同時開催させていただきました。
【背 景】本研究会は、ペインクリニックのインターベンショナル治療の手技・器材の改良や適応拡大、合併症などに関して、最新の話題を中心として情報交換・討議することで、その診断・診療・教育・研究の発展に寄与することを目的として、当NPO法人理事でもある代表世話人 大瀬戸 清茂 先生（東京医科大学 麻酔科学分野 教授）と事務局長 伊達 久 先生（仙台ペインクリニック 院長）のもと、多くの多岐にわたり活躍されている関連の先生方も世話人として参集いただき、2016年7月に設立される運びとなりました。
今回第３回は、会長 山上 裕章 先生（ヤマトペインクリニック 院長）のもと、会長講演・教育講演・シンポジウムの３部構成にて開催させていただきました。
会長講演では 会長 山上 裕章 先生より『洞脊椎神経ブロックの手技と可能性について 』 と題して、教育講演では 安部 洋一郎 先生（NTT東日本関東病院 ペインクリニック科）より『椎間板治療の現状と将来 コンビネーション治療で必要不可欠となるか？』と題して、実際的な症例の解説や手技動画とともご講演いただきました。
続いて、シンポジウムでは、『関節疾患に対する超音波下・末梢神経PRF療法』をテーマに、皆さんとともに、座長 石川 慎一 先生のもと、吉村文貴先生・植松弘進先生に講演/討論いただきました。
おかげさまで、約2時間、質疑応答/討論も尽きることなく、あっという間の大変盛況な会となりました。多くの先生方からも、企画も大変好評であったとの声も多数伺いました。第3回会長 山上先生、教育講演いただいた安部先生、シンポジストの吉村先生・植松先生、各座長いただいた橋爪先生・石川先生、ご協力・ご支援いただいた多数の皆様方、この場をお借りして改めまして厚く御礼申し上げます。
第４回はもちろん、いろいろな討論＆懇親の場を創出していければと思います。
関係各位の皆さま、今後ともご協力・ご支援の程よろしくお願い致します！
■以下は会場風景です。
ペインクリニック・インターベンショナル治療に関連する手技・器材の改良や適応拡大・合併症などについて、特別講演や質疑応答などを通じて、最新の話題を中心に情報共有・討議します。
●開会挨拶 13:40
【会長挨拶】山上 裕章 先生（ヤマトペインクリニック 院長）
13:40●会長講演
【座長】渡邉 恵介 先生（奈良県立医科大学附属病院 麻酔・ペインクリニック科）
『洞脊椎神経ブロックの手技と可能性について 』
［演 者］山上 裕章 先生（ヤマトペインクリニック 院長）
14:10●教育講演
【座長】橋爪 圭司 先生（高清会高井病院 麻酔科（ペインクリニック））
『椎間板治療の現状と将来 コンビネーション治療で必要不可欠となるか？』
［演 者］安部 洋一郎 先生（NTT東日本関東病院 ペインクリニック科）
15:10●シンポジウム
【座長】石川 慎一 先生（姫路赤十字病院 麻酔科）
『関節疾患に対する超音波下・末梢神経PRF療法』
①「肩関節痛に対する肩甲上神経および肩甲下神経PRF」
［演 者］吉村 文貴 先生
岐阜大学大学院 医学系研究科 麻酔・疼痛制御学分野
②「膝関節痛に対する伏在神経PRF」
［演 者］植松 弘進 先生
大阪大学大学院医学系研究科 生体統御医学講座 麻酔・集中治療医学教室
●閉会挨拶 16:30
【代表世話人挨拶】大瀬戸 清茂 先生（東京医科大学 麻酔科学分野 教授）
第3回JPCIT大会事務局宛にメールにてご連絡ください。
第3回JPCIT大会事務局
奈良県立医科大学 麻酔科 渡邉 恵介 宛
［E-Mail］n-pain3［at］naramed-u.ac.jp
＊［at］を「@」へ差替えてお送りください。
